【シンポジウム】鍼灸、東洋医学の臨床疫学研究
2.22(日)13:15~14:45
【企画趣旨】
日本の伝統医療である鍼灸治療は近年研究が大幅に進みメカニズムやエビデンスの構築がなされています。
特に、国外を中心に臨床疫学分野でも鍼治療によるRCT、SR/MAやNDBが散見されています。
一方、国内からも鍼灸に関連した研究が認められており、今回のセミナーでは鍼灸に関する最新の知見を踏まえて、臨床疫学分野における鍼灸の展望を共有したいと考えています。
今回のシンポジウムでは、鍼灸の総論を行い、鍼灸の診察技法に関する疫学調査やコミュニティーベースの研究、因果媒介分析を使った因果推論について発表をして頂きます。
是非、鍼灸に興味がある方はご来場をお待ちしております。
【演者】
鈴木 雅雄
福島県立医科大学 会津医療センター附属研究所漢方医学研究室・漢方外科・鍼灸部 教授
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鈴木 雅雄
- 略歴:
- 神奈川県出身、1997年明治鍼灸大学卒、岐阜大学第二内科(東洋医学)を経て、2004年京都大学SPHポスドクの際に臨床疫学を学び福原俊一教授を師事している。現在、福島県立医科大学会津医療センター附属研究所漢方医学研究室・漢方外科・教授。鍼灸に関する効果を見るためにRCTや観察研究を中心に研究を行っている。
友岡 清秀
順天堂大学 医学部衛生学・公衆衛生学講座 客員准教授
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友岡 清秀
- 略歴:
- 東京都出身。2006年早稲田大学卒業。2009年東洋鍼灸専門学校卒業、はり師・きゅう師免許取得。2017年に順天堂大学大学院医学研究科を修了し、博士(医学)を取得。同年より順天堂大学医学部公衆衛生学講座助教、2025年より現職。舌診等の漢方や鍼灸の診察所見に関する観察研究や、東洋医学に基づくセルフケアを用いた介入研究等を行っている。
大川 祐世
森ノ宮医療大学 医療技術学部 鍼灸学科 講師
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大川 祐世
- 略歴:
- 三重県出身、2012年森ノ宮医療大学卒、愛媛県立中央病院での鍼灸臨床研修などを経て、2017年に森ノ宮医療大学鍼灸情報センターに着任。2023年に博士(医療科学)を取得し現職に至る。鍼灸領域におけるEBM実践をテーマに当該領域における臨床的エビデンスを「つくる」、「つたえる」、「つかう」研究に従事。
加用 拓己
福島県立医科大学 会津医療センター附属研究所漢方医学研究室・漢方外科・鍼灸部 助教
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加用 拓己
- 略歴:
- 京都府出身。2007年明治鍼灸大学卒業。公衆衛生学修士(大阪大学)、鍼灸学博士(明治国際医療大学)。2018年福島県立医科大学会津医療センター附属研究所漢方医学研究室助手。2025年より現職。鍼灸の治療効果や受療者の特徴に関する研究を行っている。
【座長】
鈴木 雅雄
福島県立医科大学 会津医療センター附属研究所漢方医学研究室・漢方外科・鍼灸部 教授
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鈴木 雅雄
- 略歴:
- 神奈川県出身、1997年明治鍼灸大学卒、岐阜大学第二内科(東洋医学)を経て、2004年京都大学SPHポスドクの際に臨床疫学を学び福原俊一教授を師事している。現在、福島県立医科大学会津医療センター附属研究所漢方医学研究室・漢方外科・教授。鍼灸に関する効果を見るためにRCTや観察研究を中心に研究を行っている。
堀部 豪
埼玉医科大学 東洋医学科 鍼灸師
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堀部 豪
- 略歴:
- 東京都出身、2012年明治国際医療大学卒、2014年同大学大学院博士前期課程修了し、同年より埼玉医科大学病院東洋医学科の鍼灸師として従事し現在に至る。現在は末梢性顔面神経麻痺に対する鍼治療の効果推定に関する観察研究を推進している。