【LT中級2】データクリーニング:自己流でやっていませんか?
11.2/13:15〜13:45
清水 さやか
一般社団法人PeDAL
京都大学 特任助教
【企画趣旨】
臨床研究のデータセットを手にしたら、まずデータクリーニングを行ない、データを把握するとともに必要なデータ処理を実施することが、無用なトラブルを防ぐための転ばぬ先の杖です。本セミナーでは、臨床研究のデータセットで行うべき基本的なデータクリーニングについて、解析ソフトウェア(Stata・R)の実例とともに説明します。対象として、解析ソフトウェアの使用経験がない、または少ない方を想定しています。目標は、キーワードであるcsvファイル、データ型、外れ値、欠測値、カテゴリ変数の数値化(ダミー変数)、マージ(突合)と、解析ソフトウェアでの手順の概要を理解することです。
【プロフィール】
国保旭中央病院にて内科研修後、聖マリアンナ医科大学にて腎臓内科研修。2013年京都大学大学院入学、福原俊一教授のもとで臨床疫学を学ぶ。2015年より同大学院特定助教、2019年より特定非営利活動法人 健康医療評価研究機構 研究事業部部長、2023年より現職。疾患レジストリ、住民コホート、尺度開発などの研究・運営に従事。